2026/11/06 10:48
「ミストとオイル、どっちを先につければいいですか?」
洗い流さないトリートメントを2本以上お持ちの方から、よくいただく質問です。
順番を間違えるとベタついたり、せっかくのケアが髪になじみにくくなったりするため、迷うのも無理はありません。
結論からお伝えすると、重ねる順番の基本は「ミスト → ミルク → オイル」です。
この記事では、その理由と、髪質に合わせた組み立て方、同じシリーズ(ライン)で揃える実例をご紹介します。
なぜ「ミスト → ミルク → オイル」なのか
剤型ごとに役割が違うためです。
・ミスト:水分ベースで軽く、髪を整える下地づくり。補修成分を内部まで届ける入口になります
・ミルク:水分と油分の中間で、内部の補修とやわらかさを足す役割
・オイル:油分で表面を整え、うるおいを閉じ込める仕上げの役割
油分の多いものから先につけると、後からつける水分系のアイテムがなじみにくくなります。
軽いものから順に重ねるのが、失敗しにくい考え方です。
なお、商品ごとにメーカーが指定する使い方がある場合は、そちらが優先です。
この記事の順番は、指定のない場合の基本としてお考えください。
全ての方が3つ重ねる必要はありません
順番の基本は3層ですが、髪質によって必要な層の数は変わります。
・細い髪・軟らかい髪:ミストだけ、またはミスト→ミルク少量まで。オイルは毛先にごく少量か、使わなくても大丈夫です
・普通の髪〜太い髪で乾燥が気になる:ミスト→オイルの2層
・広がりやすい髪・硬い髪・ダメージが強めの髪:ミスト→ミルク→オイルの3層
つけすぎはベタつきのもとになります。
使用量は各商品の表示が目安です。
迷ったら「ラインで揃える」という考え方
順番に迷ったときの判断基準として、同じシリーズで揃える方法があります。
シリーズ品は併用を想定して作られていることが多く、香りや質感の方向も揃うため、組み立てに失敗しにくいのが利点です。
当店の取扱いから、実例を3つご紹介します。
実例1|WECOBASE(ミスト→オイル)
最初にご紹介するのは、メーカーの公式ストアでも重ね使いが案内されている組み合わせです。
・ウルティアミスト(サボン)250mL ¥2,400:熱を利用して定着する補修成分を含み、乾かす前の下地づくりに
・六花オイル(サボン)120mL ¥4,800:重くなりにくく、さらっとしたまとまりに仕上げるオイル
ウルティアミストはフローラル(250mL ¥2,640)もあります。
香りの好みでお選びください。
実例2|ルミナス(ミスト→オイル)
同じシリーズのオイルの商品説明にも「ミストを先になじませ、その後にオイル」と明記されている組み合わせです。
・ルミナスミスト 200mL ¥4,802
・ルミナスオイル No03 100mL ¥4,180(乾かす前と、仕上げの両方に使えます)
シリーズ全体の違いは「ルミナスシリーズの違い」の記事でもご紹介しています。
実例3|HITA(ミルク→オイル)
くせや広がりが気になる髪に向けたシリーズで、ミルクとオイルの両方がそろっています。
・HITA セラムミルク 100mL ¥2,112:タオルドライ後に中間から毛先へ。熱から髪を保護する成分を含みます
・HITA オイル 90mL ¥1,650:うるおいを閉じ込めて、サラッとやわらかく整えるオイル
HITAシリーズの詳しい選び方は「HITAの選び方」の記事をご覧ください。
併用は、同じライン同士が基本です
異なるシリーズのアイテム同士は、質感や香りが合わず、重ねたときに違和感が出る組み合わせもあります。
シリーズ品は併用されることを想定して作られているため、重ね使いは同じラインで揃えるのが基本です。
手持ちのアイテム同士で併用する場合は、まず少量で試してみてください。
使用感に違和感があるときは、無理に重ねず、単品使いに戻すことをおすすめします。
よくある失敗
・オイルを先につけてしまう:水分系のアイテムがなじみにくくなります。順番は軽いものから
・量を多くしすぎる:とくにミルクとオイルは、少量ずつ足すほうが失敗しません
・根元からつける:洗い流さないトリートメントは中間から毛先が中心です。根元につけると重く見えやすくなります
まとめ
・重ねる順番の基本は「ミスト → ミルク → オイル」
・全ての方が3層必要なわけではなく、髪質で層の数を調整する
・迷ったら同じシリーズで揃えると組み立てやすい
・商品に指定の使い方がある場合は、そちらを優先する
手持ちのアイテム同士で迷ったときは、この順番に当てはめてみてください。
